子宮 筋腫 ストレス で 大きく なる
- jessica502gutierre
- Oct 13, 2022
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子宮筋腫の検査、受けるべき?検査方法や費用。痛い?何科?|医師監修 子宮脱の手術治療-再発率の低い腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)の登場 主に 古典的な手術では、緩んでいる膣全体を縫縮(ほうしゅく・縫い縮めること)するという手術を行っていました。 伸びた靭帯を切って寄せるような形で縫い縮める手術ですが、時間が経つとまた伸びてきてしまうという問題がありました。 私自身も実際に20年近く行ってきた方法ですが、文献によって違いはあるものの、その再発率は多いもので4割とも7割ともいわれています。 子宮脱の手術治療-メッシュ手術とは 近年では骨盤底支持組織を補強するためにメッシュを埋め込む手術が行われるようになってきました。 実際に使われるメッシュの素材は柔らかいポリプロピレンなどですが、イメージとして建築でいう鉄筋に例えられることがあります。 緩くなっている膣壁を補強していくときに硬いものを骨組みとして入れていくことで土台を固めるような役割をしていることから、そのように表現されています。 メッシュの入れ方は膣の中から入れるか、お腹から入れるかという2通りの方法があります。 また、お腹から入れる場合、当初は約10cm切開する開腹手術で行っていましたが、現在は腹腔鏡(ふくくうきょう)と呼ばれる内視鏡を用い、ごく小さな傷だけで行うことができるようになっています。 子宮脱の手術治療-腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)とは 腹腔鏡下仙骨膣固定術(Laparoscopic Sacrocolpopexy; LSC)は、腹腔鏡下でメッシュを用いて膣尖部(ちつせんぶ)または子宮頸部(しきゅうけいぶ)を仙骨(せんこつ)に固定する手術方法です。 先に普及したのは、膣式メッシュ手術(TVM; tension-free vaginal mesh)といって、膣の中から膣壁を切ってメッシュを張る方法です。 たるんでいる膣の前と後ろにメッシュの布を入れ、あたかも構造物の中に鉄筋を入れるような形でメッシュを張り、ハンモックのように吊り上げるという手術です。 資料提供:石川哲也先生 膣の中からメッシュを入れる手術はフランスで2004年に最初の症例が報告されてから普及してきました。 しかし、膣壁を切ってそこからメッシュという異物を入れて傷口を縫っているために、特に入れ方が浅い場合にはその部分にびらんが生じ、ただれたりすることから、FDA(アメリカ食品医薬品局)から注意を促す勧告が出されました。 その後に考案された術式が腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)です。 これは膣を中から切ることなく、腹腔鏡手術でお腹の中にメッシュを入れるため、膣壁からメッシュが露出したりびらんを生じたりすることが少ないというメリットがあります。 この術式が優れているもうひとつの理由として、性機能の温存という点が挙げられます。 メッシュは体内に入れた後に多少縮むことがあります。 TVMの場合はメッシュを膣壁の直下に入れるため、どうしても膣の狭窄やびらんを生じやすくなります。 一方、LSCではメッシュをお腹の中に入れて釣り上げるようにしているため、膣の奥行きも保たれ、性交渉時の違和感が少ないというメリットがあります。 こうした理由から、特にヨーロッパなどで若い女性にはLSCがよいとされています。 腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)の適応 腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)のよい適応とされるのは以下のような症例です。 比較的若い(60歳以下)骨盤臓器脱の方• 過去に他の骨盤臓器脱の手術を受けて再発した方• 子宮を摘出した後の膣断端脱がある方 骨盤臓器脱の患者さんは高齢である場合が多いため、手術を行うにあたっては他にかかっている病気や全身状態などを考慮しています。 手術をすればよくなる方なのか、あるいは手術をしなくてもいい方なのかということを、患者さん一人ひとりに対して評価する必要があります。 現実問題として、手術はできてもその後ほぼ寝たきりになっては意味がありませんので、その点はしっかりと判断しなければならないと考えています。 これまでの最高齢では88歳で手術を行った例がありますし、私自身もお元気な方であれば80代でも普通に手術はできると考えています。 逆に70代でも明らかに衰えている虚弱な方の場合には手術をお勧めしないということもあります。 元気でなおかつ症状が気になる方であれば、手術をすることで生活の質は明らかに良くなります。 腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)は膣式メッシュ手術(TVM)やそれ以前の古典的な膣縫縮手術を受けて再発した骨盤臓器脱にも有効です。 子宮 筋腫 ストレス で 大きく なる また、LSCは膣脱(ちつだつ)に対する治療として、日本産科婦人科内視鏡学会の産婦人科内視鏡手術ガイドラインで推奨されていま
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